ぷぷぷ、ランナー

つちやゆうのブログ。タイトルは昔つけたままで、特に意味はありません。 ※発言は私の主観で、所属する団体/法人の公式な見解ではありません。

カテゴリ:地方創生 > 地域資源創成

宮崎大学では、平成29年度オープンキャンパスを開催します!

8月10日(木)、11日(金・祝)に木花キャンパス(教育学部、工学部、農学部、地域資源創成学部)、清武キャンパス(医学部)で開催です。

2日間とも私も参加するのですが、「『観光』を専門分野から紐解く」と題した模擬講義を、都市計画の熊野先生、栽培学の近藤先生とマーケティングの土屋の3名でコラボして実施します。
その後は、トークセッションと取り入れた異分野教員による特別講義を自治体経営の桑野先生の司会で実施します。

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さぁ、どうなるものか。。。。不安しかない。でもそれよりも楽しみ!

学生による発表や入試説明会、現役学生とお茶しながら話をすることもできます。受験のときの話をきいてみましょう。

大学が作ったCMはこちら!



他学部についての詳細はこちら

地域資源創成学部2年生全体向け説明会、ゼミ単位での説明会、エントリー受付、面談を含む選考を経て、第1期となるゼミメンバーが決定しました。

個性豊かで、探究心と好奇心をもったメンバー8名が揃ったと思います。歓迎します!!


私のゼミは、私の研究テーマであるソーシャルビジネスを構築するためのマーケティング論の活用をベースにしつつも、基本的にはマーケティング論に取り組むゼミとなります。
その為、マーケティングという軸を持ちつつも、進んでいきたい方向性はバラバラではあります。
この方向性がそのまま進むことを支援しますし、多くを学び方向性が変化したり、迷ったりする過程もサポートしたいと思っています。


第1希望でなかった学生も、第1希望どおりになった学生も、すべての選択が良かったのか、それとも失敗だったのか。それは、これからのゼミ活動にいかに主体的にそして挑戦的に取り組むかによると思います。

まぁ、最初から言ってしまってはいけないかもですが、どんなことになっても”失敗”なんてものは存在しないので、思う存分勉強していきましょう。

といっても、私自身もはじめてのゼミ生の受け入れですから、緊張しつつも楽しんでいきたいと思います
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平成28年4月に設置された宮崎大学 地域資源創成学部に教員として着任して1週間をふりかえってみました。

4月1日(金) 辞令交付式



総務もろもろ説明、部屋には机とイスだけ。




はじめての学食体験。
学部長の吉田さんと偶然にあったので、現役の映画の監督やプロデューサーで私と一緒に講師として着任した田中さんと3人でランチ。
偶然に池ノ上学長もいっしょに学食ランチとなりました。
先日九経連のイベントで来宮した際に、麻生泰会長に今後の土屋のキャリアを話をしたら、池ノ上学長の話になったことや、学長からは学長宛に 土屋が大変お世話になっている方々から連絡がきている話などなど。

夕方から、はじめての宮崎大学内の探検その1。
めっちゃ広い、なにがどこにあるかわからない。とりあえず、知らない建物に入ってみた。
隣は、野球グラウンドで野球部が練習してる。おぉ、大学ぽいかも。
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偶然、お世話になってる事務局の方にあって、そのまま 國武副学長の部屋に遊びに行ってみる。
国武先生は、以前私の講演を聞いていただいて、Facebookのメッセでいろいろやり取りをさせていただいて以来でした。
いつもの優しい笑顔で、「土屋さんは、今までどおりに自由に、大学に染まらないようにねっ」って応援してもらったので、「今日と入学式でスーツは終わりにしておきます。いつもどおり短パンで来ますね!」って話をしたり。



4月4日(月) 入学式
入学式は一部の先生だけが参加で、基本的に不参加でいいらしいけど、
はじめての新入生ですから、もちろん参加。正装で参加した。




いつもお世話になってる某放送局のKさんが取材に来てくれる。

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地域資源創成学部の発足式には、以前から大変お世話になっている宮崎県総合政策部長の永山さんがメッセージの中で「地域資源創成学部は、大変”多様”な先生がいることに期待しています」というタイミングで、目があってニヤリとされた気もしつつ、永山さん含め宮崎県の今・未来のためにチャレンジしている皆さんからの期待に応えたいなと!

その日は、新学部の先生たちと大変遅いランチを10名程でしながら、ガイダンスの件でミーティング。

4月5日
新入生向けガイダンスに一緒に参加。ある意味、私にとってもガイダンス。
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間に、とあるベンチャーキャピタルの方とSkypeMTG、そして宮崎市役所の方がいらっしゃって今後の取り組みについてMTG。授業の準備をしつつ。

夕方からは、新入生歓迎レセプションを学食で。俺のアイドルソングフォルダが火を噴くぜってことで、BGMと途中のゲームの司会者をさせて頂きつつ。
めちゃめちゃ盛り上がったのですが、盛り上がった時はMC中ですので写真とってなくて、ご飯タイムの瞬間の写真だけですけど。
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4月6日
引き続き、授業の準備をしつつ。4月12日がはじめての講義デビューとなるのですが、「ベンチャービジネス概論」を、地域資源創成学部生向けではなく、他学部の学生向けの授業。授業を一緒に担当させていただく丹生先生とMTGしたり。

4月7日
もろもろの準備をしつつ。大学には複数の委員会というワークグループがあるらしく。(まだ、よくわかってない)
私は、広報委員会の入試広報チームになってます。入試広報リーダーの近藤先生ランチMTGして、その後資料をまとめて、再度夕方からMTG。
まずはマーケット動向と対象者動向リサーチをしたのをまとめてみて、資料提出。
動向調査


近藤先生は農学の先生でパッションフルーツなどが専門で、めちゃめちゃ面白い!
近藤先生と圃場へ。(圃場→”ほじょう”と読むんですけど。意味:作物を栽培する田畑。農圃。 と weblio辞書 先生)

圃場への道には、意味不明な犬が番をしています。
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ビニールハウスで、マンゴーや研究の内容について説明してもらいました。
学生だけでなく、大人のみんなに声を大にして言いたい!
「めっちゃおもろい!興味深い!こんなの高校時代や大学時代に聞いてたら、引っ張られるわー」って思った!!近藤先生、すごい!
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4月8日
実は4月1日も遊び取材に来てくれた某放送局のKさんといろいろとMTG。あとは、何社か新聞含めて電話でMTGしたり。

4月9日
この日は土曜日。いつもは休みですが、この日は大学のサークルや部活、学生委員会などが新入生歓迎企画で、サークルの勧誘や説明会や学生生協による中古品市など。覗かせてもらったけど、めちゃめちゃ安い!これは便利!助かる!新入生はめっちゃ助かる!やつなど。

パッション近藤(勝手に命名)先生は、アメフト部のコーチもしているのでアメフト部の勧誘指導wにいました。

ってか、宮崎のみなさん!
こんなに宮崎には若い人(学生)がいたんですよ!!!って伝えたいくらいな。これぞキャンパスライフのスタート感が溢れてました。
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僕もいくつか入りたい!って思うサークルあるものの。
誰も勧誘してくれませんでした。勧誘してくれませんでした。勧誘してくれませんでした。

今まで一番長いブログとなり、一番特に これといったことを書いてない気のするブログとなりました。

こちらからは以上です。

大学生の頃からネットベンチャーで、チャレンジをずっとしてきた僕が、なぜこのタイミングで宮崎大学 地域資源創成学部の教員という選択をしたのかを1日目を終えたタイミングで書いておきたいと思います。

といっても、いつもどおり 思ったままの言葉で書いてしまうのですみません。読みづらいと思う。


前提として何やってきたかは <こちら土屋 有 プロフィール>で。


最初のきっかけは、友人から「知ってます?宮大で新しい学部ができるらしいですよ。ちょっと考えてみません?」っていう話から。
でも、この友人は宮大の人でもなんでもなくて、コネがあるわけでもなんでもない、無責任な一言です。

土屋的には
「ま、とりあえず 教授・准教授・講師っていう職種みたいなのがあるらしいけど、落ちるだろうからなー。

非常勤とかで関われたらいいなー。

大学生に
本気でビジネスやってきた人、特に新規事業やイノベーティブな取り組み、社会的課題の解決を”自分の手でやって、結果を出した”ビジネスパーソンが教えたり、選択肢を見せたり、出会えれば彼らにとっても、地域にとっても今までと違う可能性が広がるだろうなー。」

な温度感でした。


その頃の私は、アラタナに入って2年経ち、立ち上げた事業部が順調に成長し、3名程から10倍程の人員になり、売上は全社の半分程になるくらいになっていた。また、もう半分の事業部門の責任者にもなっており、実質全事業部門の責任者を担当していました。

もちろん、会社に所属していながら優秀なメンバーのおかげで、地域への貢献をビジネスを通じて関わることもできていました。

特に、1年ほど前から宮崎市・国富町・綾町による地方版総合戦略策定のための宮崎広域連携推進協議会・専門部会という実務レベルの実施プランを検討、企画、提案することに携わらせていただいていました。

そこで感じたことは

「現状も問題はたくさんある。(でも、この問題ってココ最近生まれた課題ではなくて、だいぶ昔から同じような問題があったぽいぞ)

ってか、自分たちでお金を稼いで、そのお金で構造的に解決することにチャレンジしないと前に進まなくない?

今までもずっと同じことやってきて解決できていないんでしょ。そりゃ、視点もやり方もゴリって変えないとムリだよ。言い方変えたり、流行りにのってるだけじゃ、解決できないよ!エライおじさん連れてきたって、やるのは自分たちだし、自分たちの町なんだから。」

<大先輩たちのありがたいお言葉も「いやー、そんなこと言ったってあなたの計画とかだと、あなたは、経済的にも社会的にも豊かな状態で人間を卒業されるでしょうけど、その時はその後の僕たちヤバくないですか?そんな悠長な事言ってるの本気ですか?」ってメチャメチャ思ったり、ふわっと思わなかったり>

という、構造的な課題に対してどうしても対症療法的な対応ばかりなのではないか?短期的結果を出しながらも中長期的な戦略性を持った判断できる人材がもっと必要だという思いです。
(現状のアプローチ方法について、これはこれで現実的なのもわかるんですけどね。どこかで批判を受けてしまう決断をしないといけないので、ホント少しずつでも変えてきた手法論としてこうなっているのだろうと感じていたり、いなかったり。)

「人生の先輩達のための社会の形だけではなくて、
2030年/40年/50年を考えてみれば、ロストジェネレーションと言われる30代な僕らも含めて、
大学生となってくる彼らの未来のためにも、彼らがサバイブできるチカラを
早いうちに身につけておかないと、自分の身を守ることができないだろう。
自分の身を守れなければ、地域も社会も未来も守ったり、創っていくのは難しい。

マジで生産性をガツンと変えたりする仕組みや教育しないと日本やばいって!」

って思ったわけです。

そして、できないことないんじゃない?
明るい未来って僕らが創っていけばいけるんじゃない?信じてやってみようよ!
確実に来るリスクを放置したり、見えてないフリするのやめようよ!
おし、やっちゃおうぜ!

エッ?具体的な企画?批判するに足る根拠?お前だったら解決できる理由を出せ?

ごめん、まずは行動だわ。自分ができる最大限の方法をいろんな人と繋がって、巻き込んで、巻き込まれて、社会システムを再確認して、社会デザインを一定の合意形成プロセスを経て創っていきますわ。

やってみる前から、成功の根拠とか言われても、まずはスピードとインパクト重視でやってみていいですか?

って思いを持ちつつも、ちゃんと自分も専門である経営学におけるマーケティング論(思考)を宮崎という地方経済の典型的地域でしっかりと定着させていくことで、地域経済の経済活動の生産性を改善させることに貢献できると思っています。

それが人口減少及び外貨獲得するための突破口の一つになると考えています。
とはいえ、市の委員をしたことで気づき、学ばせていただいたのですが
宮崎の産業別詳細の現状の生産性などは測定されていないみたいですが、
そういった視点からでもアプローチすることができると思っています。

そして、刺激的な大学生活を学生にパスできればサイコーだなと思ってます。

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大好きな仲間とめちゃめちゃ面白い仕事も魅力的だけど、未来に対しての僕しかできない使命と出会ってしまったことを見なかったふりはできませんでした。(いろんなタイミングも重なりました)

そして、多くの方のご協力をいただいてスタートできたという感じです。

4月1日の宮崎大学 池ノ上学長からの辞令交付式で
「宮崎県の活性化、宮崎県民の期待に応える、宮崎県から世界に」
「苦労も困難もあるだろうがやっていこう」
という話をいただきまして、この使命感はさらに燃えているわけです。

たぶん、空回りすることもあるかもですが、冷静と情熱のバランスをとりながらチャレンジします!

 三菱総合研究所が主催し、今こそ、地方自らが自らの未来を創造し切り開いていくときであり、それこそが日本の成長につながっていくとして、自主研究として未来社会提言研究「地方創生」をとりまとめられて、未来読本「フロネシス」として発刊されています。

 今回は、この発刊を記念して「地方創生」をテーマとしたシンポジムが開催され、私 土屋も登壇させていただきましたので、そちらについて感想をまとめてみました。

シンポジウムの詳細はこのような感じです。

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基調講演の小宮山理事長の「地方創生とプラチナ社会」
”プラチナ社会に向かうことこそ、地方創生に繋がると考える”
・量的に飽和した社会において求めるのは質的満足
・高いQOLを実現する社会(=プラチナ社会)を目指すのは自然な帰結
・経済成長も地域起点で創造型需要の掘り起こしすることで可能

東大の玄田教授の「地域で見つけた希望学」
”自分の希少価値がある場所(地方)を若い人は気づき、求める”
・今の若者は、明確な希望が見えなくなっているが、不幸ではなく生活には満足し、
 将来に対しては悲観的。
・都会から地方への流れをどう作っていくかが重要であり、
 それはUターンではなく、ヴィクトリー・ターンとも言えるVターンである。
 都会でスキルも成功体験も持った人材が地方で必要とされ活躍する地方への移動。
・地域再生のためには、(活躍する場の存在する)実際の情報を若い人に提供すること。


控室で、玄田先生とは大変楽しく話をさせていただき、
玄田先生は講演の中で、今回のテーマのモデルケースとして 土屋を参考に話をしていただきました。
その結果、私のパートでは 私が宮崎に戻った理由やその背景なども説明させて頂きました。

三菱総研報告は、主席研究員の白戸さんによる「地方圏で60兆円を創出する」というものでした。

”多様な地域資源を活用した新作業の育成やまちのリニューアル、今後の高齢化社会への積極的な対応で2030年までに地方圏で60兆円の新たな付加価値の創出が可能”

・自律的・持続的な変革の連鎖〜成功への4つの取組方針〜
 ・地域資源の最大活用
 ・多様な人々による共創
 ・ホリスティック(包括的)なモンダイカイケツ
 ・選択と集中

・産業・ひと・まちづくりとそれを支える地域・行政構造の変革
 ・風土共創で自律的な産業変革(風土共創業の提案)
 ・起業マインドの醸成する教育導入と次世代地域人材育成による地域イノベーションの実現
 ・産業を孵化するまちづくり
 ・地域構造・行政構造の変革を〜200の都市圏〜

という概略だけをピックアップしましたが、詳細はこちらから確認してみてください。
未来社会提言「地方創生」−自律的・持続的な変革の連鎖により60兆円の付加価値創出−


 個人的な感想としては、どうしても現状の地域ではキレイ事ばかりが並べられ、どの地域も同じことを言っているようなイメージ。また、このような話を講演会でする人は、実際に地域で働いていたり、地域でお金を生み出していたり、多くの人を巻きこんで経営していない人ばかりな印象です。
個人コンサルみたいな人が それっぽくキレイ事や小さな事例を すばらしい話術で広げている印象です。
地方の人は、そういった話を好んで聞かれるイメージを持っています。実際に、その人がどれだけ具体的に地域社会に経済価値を産んだり、運営していたりいるのかが見えないまま、しらないまま、学んでいるような印象。。。ちょっと心配。


ちょっとパンチが弱いかもしれない、とはいえ 全体の空気を作り広げていくには これも大事な活動なのだろうとポジティブにとらえていたりもします。


さて、次は
大変有名な 島根県海士町の山内町長 と 高松丸亀街商店街振興組合の古川理事長、そして 土屋による パネルディスカッションです。

海士町の山内町長の教育と産業の取り組み。丸亀町商店街の不動産と稼ぐまちづくりの話は、有名なエピソードを直接 伺う機会で刺激的でした。


登壇して、話をさせて頂いた感想は

お二人ともビジネスマンであり、一定規模のビジネスを作り・回したことのある経験者だからこその視点、行動、仕掛なのだなとハラオチしました。



私自身としては、自らのUターンのポイント(東大 玄田先生からのフリに応えた)、私がアラタナで企画・立上げ・運営しているマーケティング部門、特に 離婚率の高い宮崎で働きたいママ達をコアターゲットとした、ウェブライターの採用、育成、シゴトしていただいて、支払うという仕組みについて話をさせて頂きました。

スポット的な取り組みではなく、ベースとなる新規事業の立上げに1年かけて立上げ。
2年目からはウェブライターという職種として、これから需要が伸びるマーケットにフォーカスし、スキーム作りと採用・育成、そして現在約50名近い人材との契約、年度内には100人を越す方と契約し、1日1時間からでも在宅で働くことで、多い人は10万円近いお金を払うことができる仕事を作ったこと。

若い人材に 公務員や地域の大企業で働くという選択肢以外を提示するためのインターンシップの積極展開、そして地元で育ち、地元で就職したメンバー向けの 東京への期間限定でのインターンシップとなる”クロスターンシップ”企画の背景と実施内容。

共同代表として立ち上げている ミヤバレーでの2020年100人のチャレンジャー育成。

の話をさせて頂きました。

最後にコメントさせて頂いたのですが、

人材育成と地域外からお金を引っ張り、地域内でお金をまわす仕組みを創ること。
これを作ることが一番大事!

2015年8月1日に”NPO法人みやざき技術士の会”設立10周年記念式典において、特別セミナーとして講演をさせて頂きました。

式典の後半では、みやざき技術士の会の理事の方々と各地方にある技術士会の理事の方々によるパネルディスカッションがあり、技術士とはなにか?、また技術士会の創設の意図、参加者の動機、当時の社会的な要請と現代社会の要請や経済状況に合わせて、これから技術士会はどのように社会と関係を持ち、また各技術士はどう会を活用していくべきなのか?という大変興味深い話から勉強をさせて頂きました。

NPO法人みやざき技術士の会
技術士とは、”「技術士(PE)」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格”と公益社団法人日本技術士会にも記載してあるのですが、権威のある技術を持たれた方を指しています。



ミヤバレーの共同代表として「宮崎の起業・新規事業を加速させるチャレンジ文化の創生」と題しての1時間の内容です。

私の講演は、
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  • 宮崎スタートアップバレーについて

  • ミヤバレーが目指す仕組み

  • ミヤバレーの生まれたストーリー

  • わたしたちが考える宮崎が抱える問題

  • ひとが仕事を生み出す

  • これからの取り組み


といった内容だったのですが、講演のあとに具体的に相談したいという方や、支援したいという賛同してくれる方からお声がけをいただくなど、たいへん嬉しい結果をいただきました。

今回大変考えさせられるお話を伺う事ができたのが、私としては一番の収穫でもありました。こちらが今回の記事の本題です。

京福コンサルタント株式会社の鳥居さんが理事長をされている「WACおばま」での上根来での取り組み。専門家がいかに地域にプロボノとして入っていくか。
特に、「公共・市民・法人」の関係のあり方という点がとてもハラオチしました。

ここからは鳥居さんが講演された「里山再生と市民治山」の講演資料からの抜粋と講演を聞いた土屋のメモから土屋的視点で刺さった内容をピックアップします。

NPOがよく陥る失敗のポイント(NPOだけでなく、商売でもなんでも同じ)
・地域や住民のニーズを顧みず自分たちがやりたいことだけをやったり、自分たちだけで活動したりすると、賛同者・協力者が得られず、自己満足に終わってしまうことがよくある(抜粋)

これからの公共・法人・市民の関係イメージ(アレンジしてみました)
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鳥居さんの講演では、”公共事業・まちづくりを考える際には”立場の異なる”3つの組織・集団として行政、法人(企業)、市民があり、かつてはこれらは利害関係がときに対立しつつ、互いに要請したりお願いしたりしあう関係にあった。そして、技術者は組織の奥にいて、時々表に出てきて専門的な部分の解説だけをして、また奥に引っ込むという存在だった”と表現されてました。

しかし、”現在は”公共・法人・市民”が「重なる」ようになってきた。その重なりの部分には、新しい公共などさまざまな社会的役割を担うものが生まれつつある。技術者は、その重なり(協働)の中心に歩みだし、専門技術力を活かしたファシリテーターとして、さらに一歩踏み出すのならば、NPOや市民として地域づくりの主役を兼ねてみるのも面白いのではないだろうか。”と話をまとめていらっしゃいます。

この話を聞いた時に、私自身が自らを見つめるキッカケを頂いたなと思うほど、考えさせられました。

この技術者とはもちろん、技術士の会での講演ですので、技術を持たれた技術者の方々向けへのメッセージです。しかしながら、この技術者を専門家と置き換えてみれば、Uターン、Iターンしてきた民間企業において一定の成果を出してた来た人材が、新しく地域コミュニティの中に入っていく、また地域づくりの一つの担い手となる機会とする時に大変参考になるメッセージと受け止めました。

また、講演の前半で うまくいかないNPOの話のなかで、行政を批判ばかりしてしまうNPOはうまくいかないという話をされました。これは批判がいけないということではなく、お互いの置かれている状況や役割、相手の事情を理解した上でいかに解決するかという目線で動く必要性をおっしゃったと理解しました。

これは、NPOだけでなく市民・民間企業の人間としてよく耳にする「行政(運営)の批判」です。
もちろん、行政運営側が「社会における役割分担(比重)の変化」にマッチしていないという点での意見、批判はあってしかるべきだと思っています。
という意味で、私もよく話をしたりします。かなり、職員の方に直接話しをしたりもします。

しかし、そうではなく時として行政や行政運営をしている職員に対して

・経験不足や、知識不足を指摘して”下”として見ること

をしている人がいます。

これは

・民間での経験をベースにしすぎた勘違いの危うさです。
(それ以前の問題である気もします)

ある意味、”公務員は100%のスーパーマンであるべき”として見ていて、できていない点を探し、自らの経験やスキルと比較して、低い点ばかりを指摘するという行為は、相手の立場を無視し、相手の専門性を置き去りにしてしまう残念な行為ではないかと。

大前提として、「社会における役割分担(比重)の変化」を理解していないなどによる事業の選定や運営のミスは、しっかりと指摘、提案するなどして修正させるべきです。
また、公務員としての役割を理解していないと感じさせる方もいらっしゃいますので、そういった方へはしっかりと指摘すべきかとは思います。(どちらかというと、コミュニケーション・スキルに問題のある公務員の方も結構いる気がしますが)

一応wikipedia先生による「公務員とは
日本国憲法のもとでは、公務員は日本国憲法第15条第2項に基づき、国民全体への奉仕者であって、一部への奉仕者ではないとされている。また、第99条(第10章最高法規)に基づき、「憲法を尊重し擁護する義務」を負う。
なお、日本国憲法第15条第1項では「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」と規定されているが、これは「あらゆる公務員の終局的任免権」が国民にあるという国民主権の原理を表明したものである。
公務員は法令を遵守するとともに、上司の職務上の命令には“重大かつ明白な瑕疵”(=明らかに違法な点)がある場合を除いて、忠実に従う義務を有する(国家公務員法第98条、地方公務員法第32条)。




言いたいのは、民間企業のプロがプロに比較して稚拙であると指摘するのではなく、しっかりと一市民としてフォローする、またはファシリテートするという視点や動きが重要だなということを再確認する機会となりました。


かなり回りくどくなってしまいました。。。反省。。。

宮崎市 宮崎広域連携推進協議会専門部会委員(略して、専門部会)をさせて頂いています。
その会議の場で、地方創生のためのイノベーションって?ということを考えました。

そもそも、宮崎広域連係推進協議会専門部会委員ってなによ?っていうのは「宮崎広域連係推進協議会専門部会の委員になります」で。

この専門部会は、地域の抱える課題を明確にして、各課題に対してどのようにアプローチするか、そのアプローチとしての行政が企画・実行していく”事業”についての、指摘、アイデア、提案を行うものです。

まぁ、
・少子高齢
・働きやすい環境づくり
・税収減
だけでなく、たくさんの課題があるわけです。

実際に提案したコメントなんですけど、

「各地域・国をあげて議論や検討しているわけです。
それを、なんかお題をあげて各専門家を集めるだけで簡単に解決できるのか?
そんなの、めちゃめちゃ革新的で、リスクもあるけどやろうというイノベーティブなアイデアを出しあい、選択し、ブラッシュアップして、実行しないと無理でしょう。」

アカデミックなアプローチや実践的アプローチも合わせて、オープンイノベーションとしての場をつくること、そして多少のリスクがあってもリスクをとることが可能な今のうちにチャレンジしないと、どんどん選択肢は減っていくのではないかと思うんですね。


(批判じゃないですよ。ちゃんと議論でぶつけたものなので)


ここからは、地方での新しい取り組み全般に言えることだけど、

今までのルール・規定、やり方の上で、すっごいお金を投下して、優秀な人材である方々が挑んできても解決しない問題なんです。
そんなの、ルール変えちゃうか!?ってぐらいの取り組みしないとハードル高くないですか?

今まではこうなんでとか、そのスタンスから変えてみませんか?
これは行政系だけにいえることではなく、どんな団体・地域・立場であっても同じだと思うんですよね。


イノベーションっていうのを wikipedia先生で確認してみると
イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明を指すと誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。


定義としては
イノベーションは、1911年に、オーストリア出身の経済学者であるヨーゼフ・シュンペーター[2]によって、初めて定義された。
シュンペーターはイノベーションを、経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合することと定義した[3]。そしてイノベーションのタイプとして、
新しい財貨すなわち消費者の間でまだ知られていない財貨、あるいは新しい品質の財貨の生産
新しい生産方法の導入
新しい販路の開拓
原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
新しい組織の実現
という5つを挙げている。

宮崎大学にて平成28年4月から新設される地域資源創成学部とはなにを学ぶところなのでしょうか?

まずは、地域資源創成学部を宮崎大学が設立した背景を確認してみました。

地域資源創成学部設立背景=問題認識

地域社会経済全体が衰退傾向にある宮崎県などの地域では、持続可能な地域創成と地域産業の振興に向け、地域資源を経済的価値に転換できる仕組みや、国内外市場の解体やリンケージ構築、地域活動の有機的連結とその活性化を実現できる人材の存在が強く望まれています。

地域資源創成学部の概要より抜粋)


もっとわかりやすくしてみます。

若い人は都会に出ていき、いたるところで少子高齢化の解決の糸口は見えないまま、今まで宮崎県の産業・社会・生活を支えてきた商工・農業などの後継者は不足し、なにより市場の競争と変化のスピードに追い付くことができずに経済を中心に衰退してきています。これは宮崎だけではないけどね。

そんなヤバい地域では、行政の単発の予算投下による単発の経済効果による盛り上げ策ではなくて、しっかりと自らの力で事業や社会が継続することが可能な地域と産業を構築する必要があります。そのためには、一見 経済的価値がないように見えるものでも、資源としての価値を見出して、特に地域外市場において商売する仕組みや、地域外であり国内外市場の開拓や波及効果(たとえば、クロスセル、アップセル)などの仕掛けの構築、そのようなビジネス的展開をするにあたっても地域において変化・チャレンジするためのベースとなる地域の人との活動との有機的連結と活性化の中心となったり、活性化する人材の存在が必要となります。

要は、地域の資源の付加価値を高め、それを貨幣価値として地域外で商売し、稼ぐ人材とチャレンジする人材、つなぐ人材がいま足りていない!そのための人材育成が必要だ!ってことだと思っています。


地域資源創成学部ではどんな教育・育成をするのか?

これからの社会で必要な人材育成として「マネジメントの専門知識」、「社会・人文科学、および農学・工学分野の利活用技術の基礎知識」を教授する異分野融合のカリキュラムを構築し、研究者教員(今まで研究室にる先生)と実務家教育(社会で実践・実績のある先生)とが協働した実践的教育、宮崎県全域をフィールドとした実習や国内・海外インターンシップによる地域の方たちと一体となった協働教育を導入する。

さらに、ざっくりと言ってしまえば、学術的なことも勉強するけど、実践的な勉強をして、実践する。
地域課題=日本社会の課題の解決を、学術的アプローチだけではなく、ビジネスとして実践する。地域社会に根ざしたビジネススクールのようなものになるのかなと。


地域資源創成学部では、どんな人材の輩出をめざすのか?

 地域資源創成学部の教育を通して、実社会で通用する「企画力」「実践力」の育成を図り、地域の活性化に不可欠な社会を牽引するイノベーション創出に向けたマネジメントの知識と、地域資源の価値を複眼的に捉える視野を持った人材を養成し、地域から要望が高い、実社会で即戦力として活躍できる人材の排出を目指すと。

もっと踏み込むと、たぶん実社会で活躍し続ける人材であり、ただ活躍するだけではなく、課題を抱える日本社会・地域社会の課題解決をする人材ということは、資本主義の中でしっかりと稼ぎながらも、地域価値、精神的価値、文化的価値、歴史的価値などの目に見えない価値を理解し、受け入れ、守り・革新させながらも、経済的意味だけではない 豊かな未来を創る人材を輩出するということでしょう。そう期待し、そうでなければいけないですね。決してテクニカルな稼ぎ方だけではだめなのです。


地域資源創成とはなにでしょうか?

ここで「地域資源の創成」という意味を確認してみましょう。

現時点での宮崎大学の地域資源創成学部の説明における地域資源は大きく4つあります。詳細と共にまとめてみました。

・自然資源
 温暖な気候、豊富な日照時間、豊かな自然(水・森林・海)など
・社会資源
 地域社会の強靭性や自治力、郷土愛の強い県民性、色濃く残る農耕・狩猟民族文化、神話や古墳等の史跡
・経済資源
 農林畜水産業、フードビジネス産業、太陽光関連産業、ICT産業、観光スポーツ産業など
・人的・知的資源
 一次産業技術者、多数の地元企業、高い出生率、高等教育機関など

こうみると、資源は経済的衰退の中心ともいえる産業も含まれています。
しかし、これこそ地域の資源であり、日本各地域が抱える資源とも言えます。

この地域資源の価値を見直し、生産性の向上、または高付加価値の創出を行うこと。
その創出により、地域の活性化と成長・人口減少の克服へ繋げていくことが創成なのです。

「地方・社会の課題をイノベーションにより解決していく」それが、地域資源創成ということなのでしょう。

宮崎にある唯一の国立大学である宮崎大学に新しい学部が新設されます。

宮崎大学 地域資源創成学部というものです。

地域資源創成学部では、「マネジメントの専門知識」と、「社会・人文科学、及び農学・工学分野の利活用技術の基礎知識」を教授する異分野融合のカリキュラムを構築するとともに、研究者教員と実務家教員とが協働した実践的教育、宮崎県全域をフィールドとした実習や国内・海外インターンシップによる地域の方たちと一体となった協働教育を導入します。

これらにより、「企画力」「実践力」の育成を図り、地域の活性化に不可欠な社会を牽引するイノベーション創出に向けたマネジメントの知識と、地域資源の価値を複眼的に捉える視野を持った人材を養成し、地域から要望が高い、実は社会で即戦力として活躍できる人材の輩出を目指します。

詳細を確認してみると、この資料もありました。

地域資源創成学部のミッションとは?

また、ニュースでも取り上げられています。
地域創成学部定員90人 宮崎大、教育課程コース改編


宮崎大、地域資源創成学部を新設

 地域資源創成学部は定員90人。持続ある地域づくりに貢献する人材育成を目指し、行政や民間企業、地域住民との意見交換などを通して課題解決力を養う。学部の教員24人のうち8人は、民間企業で経営に携わるなどした実務経験者。文部科学省から8月下旬、正式に認可を受ける予定となっている。
<読売新聞>


地域資源創成学部とは何が学べるのか?

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